尼崎市(あまがさきし)は、兵庫県南東部の阪神間に位置する市。中核市および中枢中核都市に指定されている。1916年(大正5年)に市制施行。

概要

兵庫県の南東端に位置する市。大阪府の自治体を除いて大阪市に隣接する唯一の自治体で、市外局番も大阪市と同じ「06」(大阪MA)である(後述)。

尼崎藩の城下町を中心に、阪神工業地帯の工業都市へと発展した。神戸市・姫路市・西宮市に次いで兵庫県下第4位の規模の人口を有しており、人口密度では県内市区町で最も高い。

臨海部および名神高速道路・JR西日本福知山線(JR宝塚線)沿いの工業地域、阪神尼崎駅・JR尼崎駅周辺の商業地域の他は住宅地が大半を占め、大阪のベッドタウンと工業都市の両面の性格をあわせ持つ。

近年は、JRや阪神沿線を中心に、高層マンション群やショッピングセンター・巨大物流施設がみられるようになった。JR尼崎駅北側では大規模な再開発地域(アミング潮江、あまがさき緑遊新都心)が整備されている。また昭和初期以降、工場の地下水汲み上げによる地盤沈下により市域の3分の1が海抜ゼロメートル地帯となり、高潮による浸水被害に見舞われたが、その対策で1954年に建設された防潮堤は、東日本大震災後から補強工事が行われている。

また、隣接する伊丹市・豊中市に所在する大阪国際空港の地元自治体連合である大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)の一員である。

市名

「尼崎」は、漁業など海に関わる仕事に就く人々を表す「尼」に地形を表す「崎」を合わせた地名で、元は現在の阪神大物駅以南周辺の臨海部を指していた。俗に「あま」と略して呼ばれ、江戸時代後期の事典『守貞謾稿』にも「摂の尼ヶ崎略て尼とのみも云」と記されている。共通語では「あまがさき」または「あまがさき」と発音されるが、地元では主に「あまがさ」と発音される(太字は高く発音する部分を表す)。

地理

南は大阪湾に面し、西は西宮市、北は伊丹市、北東は豊中市、東は大阪市(西淀川区及び淀川区)海上を隔てて此花区に接しており、市域は大阪平野に含まれる。市南部臨海エリアには、地面が海水面よりも低い海抜0メートル地帯があり、度々洪水に悩まされてきた。

隣接する自治体・行政区

  • 兵庫県
    • 伊丹市
    • 西宮市
  • 大阪府
    • 大阪市(西淀川区、淀川区、此花区)
    • 豊中市

河川

  • 淀川水系(一級水系)
    • 神崎川
    • 猪名川
      • 藻川
      • 左門殿川(さもんどがわ)
      • 中島川
    • 庄下川(しょうげがわ)
      • 東富松川(庄下川上流部)
      • 富松川
      • 昆陽川
      • 上坂部川
      • 伊丹川
  • 武庫川(二級水系)
    • 六樋(武庫川の水を農業用水路に引くための取水口、六つの用水路に分かれる)
  • 蓬川(よもがわ、二級水系)
    • 浜田排水路(上流部)

歴史

尼崎は、猪名川・神崎川の河口に12世紀ごろ形成された砂州が陸地化した土地である(地名にも「長洲ながす」や「杭瀬くいせ」という地名があることからもそれは窺える)。市域の大半は摂津国川辺郡で、武庫川左岸地域が武庫郡となる。神崎が水陸交通の要所として、大物浦が海上交通の拠点として古くから栄え、江戸時代には戸田氏鉄によって大物浦に隣接する地に尼崎城下が整備された。なお、城下の東端を流れ、大阪府との府県境となっている左門殿川は、左門と通称された氏鉄が河川改修を手掛けたことによる。

難波七姓

室町時代、川辺郡南部の尼崎を拠点として西摂津を支配した赤松氏が配下とした武士団を「難波七姓」と称した。7家の数え方は文献により若干相違があるが、概ね小寺氏、広岡氏、奥島氏、高岡氏、加島氏、木島氏、大江氏、上村氏、行本氏等のことをいう。江戸時代を通して同地域に勢力を保つ尼崎市の旧家である。

年表

  • 紀元前100年ごろ、弥生時代、上ノ島で稲作がはじまり、このころから田能で人々の生活が始まる。
  • 400年ごろ、古墳時代、池田山古墳(4世紀後半)、御園古墳(5世紀後半)、伊居太古墳(5世紀末)など塚口古墳群が築かれる。
  • 500年ごろ 猪名県主などの豪族が支配した。
  • 756年 東大寺の荘園として猪名荘が成立する。
  • 785年 長岡京遷都に際して、平安時代後期には、現尼崎市域の神崎・浜崎・今福・杭瀬といった港が栄える。
  • 11世紀ごろ 大物浦(大物町付近、淀川河口の要港)が繁栄する。
  • 1185年 大物浦から源義経率いる源氏の軍が四国に撤退した平氏を追撃するため出航。
  • 1350年 長遠寺が日恩により創建される。
  • 1409年 性曇上人により塚口城が築かれる。
  • 1420年 本興寺が日隆により創建される。
  • 1467年 大内政弘によって市街地が焼き討ちにあう。
  • 1487年 薬師寺氏により富松城が築かれる。
  • 1531年 大物崩れ。敗れた細川高国が広徳寺で自害。
  • 1569年 織田信長によって市街地が焼き討ちにあう。
  • 1617年 尼崎藩が設置され、戸田氏鉄により尼崎城が築かれて城下町となる。
  • 1871年 廃藩置県により尼崎県となる。
  • 1872年 兵庫県に編入。
  • 1873年 市内最初の小学校、常松小学校(後の尼崎市立武庫小学校)が開校。
  • 1874年 大阪と神戸を結ぶ官設鉄道(後の東海道本線、JR神戸線)が開通し、神崎ステーション(現・JR尼崎駅)が設置される。
  • 1889年 尼崎紡績(現・ユニチカ)が発足。このころから工業が発展しはじめる。
  • 1891年 尼崎市と伊丹市を結ぶ川辺馬車鉄道(のち摂津鉄道・阪鶴鉄道を経て、現・JR福知山線(JR宝塚線)、旧国鉄尼崎港支線)が開通し、尼ヶ崎駅(後の尼崎港駅)、大物駅、長洲駅、塚口駅が設置される。
  • 1905年4月12日 大阪と神戸間を結ぶ日本初の本格的都市間電気鉄道、阪神電気鉄道本線が営業開始。杭瀬駅、大物駅、尼崎駅、出屋敷駅、武庫川駅が設置される。
  • 1905年7月13日 阪鶴鉄道福知山線の大物駅、長洲駅が廃止。
  • 1912年4月16日 鉄道院福知山線尼崎港支線に金楽寺駅が設置される。
  • 1917年4月26日 - 初代の市章を制定する。
  • 1920年 阪神急行電鉄(後、京阪神急行電鉄を経て、現・阪急電鉄)神戸線・伊丹線が開通。当初、市内には塚口駅のみを設置(園田駅は1936年、武庫之荘駅は1937年の設置)
  • 1927年 阪神国道(現・国道2号)が開通。国道上の交通機関として阪神国道電軌(後・阪神国道線)開業。
  • 1932年7月20日 鉄道省東海道本線須磨駅 - 吹田駅間電化開業にあわせて立花駅が設置される。
  • 1934年9月21日 室戸台風による暴風雨。庄下川、蓬川の堤防が決壊して市内が冠水。死者145人、負傷者527人、行方不明7人の被害を受けた
  • 1936年8月4日 2代目の市章を制定する。
  • 1945年6月1日・6月15日 米軍のB29による大空襲によって大きな被害をうける。
  • 1947年6月12日 昭和天皇が市内に行幸(昭和天皇の戦後巡幸に一環)。三菱化成尼崎工場を視察した。
  • 1948年3月8日 尼崎市交通局(尼崎市バス)発足。
  • 1950年 ジェーン台風により死者23人、負傷者228人、行方不明6人の被害を受けた。
  • 1951年9月9日 末広町に存在した関西電力の火力発電所内で蒸気発生管が爆発。死亡4人、重軽傷6人。
  • 1952年9月14日 臨時駅として阪神本線武庫川駅 - 出屋敷駅間に尼崎センタープール前駅が設置される(1963年に常設駅化)。
  • 1953年 公立高校入試において総合選抜を実施。
  • 1955年 尼崎の海岸部全域を覆う大防潮堤建設が完了する。
  • 1962年 市庁舎竣工。設計は村野藤吾。
  • 1963年7月16日 日本初の都市間高速道路として名神高速道路、尼崎 - 栗東間(71.1km)が開通。
  • 1964年 台風20号により、負傷者1人の被害を受けた。
  • 1975年 阪神国道線を廃止。
  • 1981年4月1日 国鉄福知山線伊丹駅 - 塚口駅間に猪名寺駅が設置される。尼崎港支線旅客営業廃止、貨物線となる。これに伴い、金楽寺駅が廃止となる。
  • 1984年2月1日 国鉄福知山線尼崎港支線が廃線となり、尼崎港駅が廃止。
  • 1995年1月17日 阪神・淡路大震災発生。市内での死者49人、負傷者7145人。
  • 2001年4月1日 県下で初となる特例市の指定を受けて移行。
  • 2005年4月25日 JR福知山線脱線事故が発生。死者107人。
  • 2008年 総合選抜廃止。
  • 2009年3月20日 阪神西大阪線(尼崎駅 - 西九条駅)が阪神なんば線に線名変更され、大阪難波駅まで延伸開業。
  • 2009年4月1日 県下で3番目となる中核市へ移行。
  • 2016年3月20日 尼崎市交通局の路線バス運行を阪神バスに移譲。これにより、兵庫県内の公営バスは神戸市と伊丹市のみとなる。
  • 2018年 中枢中核都市に選定される。
  • 2018年 昭和通4丁目及び5丁目、昭和南通4丁目及び5丁目、神田北通2丁目から4丁目、神田中通2丁目から4丁目、神田南通1丁目が暴力団排除条例の改正に伴い暴力団排除特別強化地域に指定。
  • 2021年 神田南通3丁目の風俗街「かんなみ新地」に市と尼崎南署が連名で警告を出し、全店が廃業。

行政区画の変遷

  • 1889年(明治22年)町村制施行により川辺郡尼崎町が発足。
  • 1916年(大正5年)4月1日 - 川辺郡尼崎町および立花村の一部(大字東難波・西難波)が合併して尼崎市が発足。合併時の尼崎市の面積は7.588km^2、人口は32013人。兵庫県下では、神戸市・姫路市に次いで3番目に市制を施行。
  • 1936年(昭和11年)4月1日 - 尼崎市・川辺郡小田村が合併し、改めて尼崎市が発足。
  • 1942年(昭和17年)2月11日 - 武庫郡大庄村・武庫村・川辺郡立花村を編入。
  • 1947年(昭和22年)3月1日 - 園田村を編入。
  • 1969年(昭和44年)4月1日 - 武庫川西岸の西昆陽字田近野を西宮市に編入。同東岸の西宮市平左衛門町を編入。

地域

人口

かつては神戸市に次いで県下2位であったが、人口減により姫路市および西宮市に抜かれ、現在は4位である。ただし人口密度は兵庫県内の市町村で最も高く、日本国内においても30位以内に入る。

1971年の55万4155人から減少を続けていたが、徐々に減少傾向は緩やかになり、2008年は37年ぶりに人口増加を記録した。


地区・町名一覧

市内は旧町村域をもとにした6地区に分けられている。御園町(中央地区)と御園(園田地区)という似た地名がある。

中央地区

おおむね旧尼崎町域。かつては市役所があり、本庁地区とも称した。阪神尼崎駅を中心とした南中部。

                  

小田地区

おおむね旧小田村域。JR尼崎駅を中心とした南東部。

大庄地区

おおむね旧大庄村域。武庫川駅などを含む南西部。

立花地区

おおむね旧立花村域。立花駅を中心とした北中部。現在の市役所は立花地区に所在。阪急塚口駅は北側が含まれる(南側は園田地区)。

武庫地区

おおむね旧武庫村域。武庫之荘駅を中心とした北西部。

園田地区

おおむね旧園田村域。園田駅から塚口駅にかけて広がる北東部。

難読地名

椎堂しどう若王寺なこうじ食満けま昆陽こや大物だいもつ

住宅団地

かつて存在した住宅団地
  • 住宅・都市整備公団千鳥団地(建て替えられ「ルミエール千鳥」となった)
  • 都市再生機構西武庫団地(建て替えられ「パークタウン西武庫」となった)

姉妹都市・提携都市

  • 兵庫県美方郡香美町
  • アウクスブルク市(ドイツ連邦共和国バイエルン州)
  • 鞍山市(中華人民共和国・遼寧省)

NATS(ナッツ)

隣接する4つの中核市が連携し府県の枠組みを超えた連携を目指している。

  • 西宮市(兵庫県)(Nishinomiya)
  • 尼崎市(兵庫県)(Amagasaki)
  • 豊中市(大阪府)(Toyonaka)
  • 吹田市(大阪府)(Suita)

市のシンボル

市章・市旗

市制施行の翌年である1917年(大正6年)4月26日の市会において、尼崎藩の槍印を基に工業都市の「工」と片仮名の「アマ」を組み合わせた初代の市章が制定された。隣接する大阪市の市章(澪標)とデザイン面の類似性が指摘されることがある。1936年(昭和11年)に小田村と新設合併した際、小田村の「小」を現すため左右に2つの点が加えられて現在の形となった。市旗は白地に市章をマルーンで染め抜いたものが使用されている。

市歌

初代の市歌は1926年(大正15年)に歌詞を一般公募して制定された。作詞・福武周夫、作曲・小部卯八。

現行の2代目市歌は小田村との新設合併後、1940年(昭和15年)の皇紀2600年記念事業の一環で作詞を土井晩翠、作曲を東京音楽学校に依頼して制定され、タイヘイレコードがSP盤(M1730)を製造した。大時代的な歌詞だが、戦後もしばらく歌詞の一部を省略して小学校の運動会などの行事において演奏されていた。

この他、1969年(昭和44年)に市政広報番組の主題歌として作成された「きょうちくとうの願い」、1986年(昭和61年)に市制70周年を記念して作成された「ああ尼崎市民家族」、地元の女性デュオあまゆーずが制作した2015年(平成27年)発表の市制100周年記念PRソング「あまがすき」 などの愛唱歌が存在する。

木・花など

市の木はハナミズキ、市の花はキョウチクトウ、市の草花はベゴニアが選定されている。市の花は1952年(昭和27年)選定で、市の木と草花は1991年(平成3年)に選定された。市の鳥は選定されていない。

マスコットキャラクター(ゆるキャラ)は「あまっこ」ちゃんであり、尼崎市交通局のマスコットとして2003年に登場したものを廃止後の2016年に「尼崎市シティプロモーション推進キャラクター」の肩書きかつ本庁所属としたうえでそのまま制定したものである。

行政

政策

都市美化と景観への取り組み

かつては阪神工業地帯の中核を担う工業都市として「工都」と号し、立ち並ぶ煙突が町の誇りとされる一方、公害の都市として有名であった。近年では、工業用排水・生活排水による汚染が著しかった市の中心部を流れる庄下川が、魚の住める状態にまで改善されたとして、2000年度の建設大臣賞「蘇る水100選」を受賞するなど、美化事業に力を入れている。

2010年まで行われた、NGO主催の「持続可能な地域社会をつくる日本の環境首都コンテスト」には2001年開催の第1回より毎年参加しており、特に2004年開催の第4回においては総合で4位、人口規模別で1位、地球温暖化防止部門の人口規模別で1位 となるなど、総合ランキングでトップ10の常連として名を連ねた。2013年には国により環境モデル都市に選定されている。

また、尼崎市では1986年(昭和61年)から、景観に対する優れた取り組みを表彰する「まちかどチャーミング賞」を実施している。歴史的建造物の保存のみならず、新規建造物も対象としており、2021年度(令和3年度)まで計10回行われた。

尼崎21世紀の森構想

尼崎市内の国道43号以南の約1,000ha を対象区域とし、21世紀を時間軸とした長期的な取り組みで行なう一大プロジェクトとして、兵庫県は、水と緑豊かな自然環境の創出による環境共生型のまちづくりをめざして、平成14年3月に「尼崎21世紀の森」構想を策定した。市民をはじめあらゆる主体の参画と協働により尼崎21世紀の森づくりを進めるために、2002年(平成14年)8月に「尼崎21世紀の森づくり協議会」が設置されている ほか、パイロットプロジェクトとして尼崎の森中央緑地(わんがんの森)の整備が進められている。また、構想区域内にある尼崎運河は、国土交通省が支援する「運河の魅力再発見プロジェクト」の第1次認定を受けている。

中核市移行

尼崎市は2007年(平成19年)5月21日、正式に中核市への移行を表明し、同5月23日に白井市長を本部長とする第1回中核市推進本部会議を開催した。

過去、人口要件は満たしていたものの、市域面積が約50km2と要件(人口50万人に達していない都市は面積100km2以上)に満たなかったが、第28次地方制度調査会で「面積要件については廃止することが適当」とされ、2006年(平成18年)6月7日に地方自治法の改正・施行により正式に中核市都市候補となった。のちに2008年(平成20年)10月16日付けの官報により政令の公布がなされ、2009年(平成21年)4月1日に中核市となった。

隣接する西宮市は2008年4月1日に中核市に移行しており、兵庫県下では姫路市と合わせ3市が中核市である。中核市への移行で県から多くの権限が委譲されたことに伴い、2014年(平成26年)には兵庫県の出先機関である阪神南県民局(尼崎市・西宮市・芦屋市を管轄)が規模を縮小した阪神南県民センターに改組された。

暴力団排除活動支援

市内に指定暴力団の本部事務所などがあることから、2019年、市は独自に「市暴力団排除活動支援基金条例」を制定。同年、暴力団追放兵庫県民センターが、暴力団事務所の使用差し止め請求を神戸地方裁判所に行った際に、条例による基金から一部援助を行った。

LGBTQに関する政策

2021年に職員と市民向けに啓発用の冊子「性の多様性への理解を深めるサポートブック」を作成し、カミングアウトしても安心できる職場環境づくりを促した。しかし、市保健所の幹部が保健所に所属するバイセクシュアル(両性愛者)の職員に対し、「不快に思う市民がいる」との市民団体の指摘を理由に「性的指向を市民に明かすことは公務員として不適切」と指導し、結果その職員は退職に追い込まれていたことが2019年にあったと2021年12月に報じられた。

市長

松本眞(2022年12月2日 - 現任(現在1期目))

歴代市長

  • 官選
  1. 櫻井忠剛(旧・尼崎町長、1916年8月11日〜1922年5月18日)
  2. 上村盛治(1922年6月20日〜1928年1月22日)
  3. 櫻井忠剛(1928年2月2日〜1934年10月15日)
  4. 有吉實(1935年6月11日〜1936年3月31日)
  5. 有吉實(1936年6月3日〜1943年3月17日)
  6. 八木林作(1943年7月12日〜1946年11月20日)
  • 公選
  1. 六島誠之助(1947年4月6日〜1951年4月4日)
  2. 阪本勝(1951年4月25日〜1954年11月13日)
  3. 薄井一哉(1954年12月14日〜1966年12月11日)石川県石川郡出身。
  4. 篠田隆義(1966年12月12日〜1978年12月11日)奈良県吉野郡出身。
  5. 野草平十郎(1978年12月12日〜1990年12月11日)
  6. 二代目・六島誠之助(1990年12月12日〜1994年12月11日)
  7. 宮田良雄(1994年12月12日〜2002年12月11日)
  8. 白井文(2002年12月12日〜2010年12月11日)
  9. 稲村和美(2010年12月12日〜2022年12月1日)
  10. 松本眞(2022年12月2日〜)
  • 市長職代理者
  1. 櫻井忠剛(市長臨時代理者、1916年4月1日〜1916年8月10日)
  2. 古城林(市長職務管掌地方事務官、1936年4月1日〜1936年6月2日)
  3. 寺畑春雄(市長職務代行者市事務吏員、1954年11月14日〜1954年12月13日)

警察

市内に兵庫県警尼崎北・尼崎東・尼崎南の3警察署が置かれている。

消防

尼崎市消防局が管理する。中・東・西・北の4消防署と、中署に三和分署、東署に常光寺出張所、西署に武庫分署と大庄出張所、北署に園田分署と塚口出張所がある。

水道

尼崎市公営企業局が管理する。市役所近くに別の庁舎を設けている。

ゴミ

尼崎市経済環境局環境部の管理で、市湾岸部に2つの清掃工場(クリーンセンター)を設置し、処理を行っている。

2002年より家庭系ごみでは指定袋制を採用している。指定ゴミ袋制度の4つの根拠は次のようなものである。

  • 中身の見える袋に統一して、分別の徹底を図る。
  • ごみ減量・リサイクルのシンボルと位置づけ、その促進を図る。
  • 家庭系ごみと事業系ごみの区分の明確化を図る。
  • 収集・処理作業中の事故防止。

ゴムや皮革類・プラスチック類を含む「燃やすごみ」、主に食品系の缶を含む「びん・缶・ペットボトル」、「紙類・衣類」、小型家電・刃物類・ガラス類・スプレー缶などを含む「金属製小型ごみ」、溝の泥、屎尿しにょうなどの区分があり、地区ごとに設定された指定日に戸別収集が行われる。動物の死体や、大型家電などリサイクルシステムのないごみの収集は、別途の申し込みと処理にあたっての処理券の購入が必要である。クリーンセンターへの持ち込みも可能。

国の機関

  • 法務省
    • 神戸地方検察庁尼崎支部
    • 尼崎区検察庁
    • 西宮区検察庁
    • 大阪拘置所尼崎拘置支所
    • 神戸保護観察所尼崎駐在官事務所
    • 神戸地方法務局尼崎支局
    • 阪神公証センター
  • 財務省
    • 尼崎税関支署
    • 大阪国税局尼崎税務署
    • 日本政策金融公庫尼崎支店
  • 厚生労働省
    • 尼崎労働基準監督署
    • 尼崎公共職業安定所
    • 高齢・障害・求職者雇用支援機構 兵庫支部
    • 日本年金機構 尼崎年金事務所
  • 国土交通省
    • 近畿地方整備局猪名川河川事務所園田出張所
  • 経済産業省・財務省
    • 商工組合中央金庫尼崎支店
  • 金融庁・経済産業省
    • 兵庫県信用保証協会阪神事務所

兵庫県の機関

  • 阪神南県民センター
  • 尼崎港管理事務所
  • 兵庫県旅券事務所 尼崎出張所
  • 兵庫県立尼崎総合医療センター
  • 兵庫県動物愛護センター

不祥事

USBメモリ紛失事件

  • 2022年6月21日、尼崎市から業務委託を受けていたBIPROGY関西支社の再々委託先の会社の社員が、市政情報センターより市臨時給付金コールセンターへのデータ移管作業後に、市民全員にあたる約46万人の「個人情報、納税情報、非課税世帯情報、生活保護・児童手当需給情報」の記録されたデータを削除せず持ち出し、帰宅途中にBIPROGY関西支社の社員2名と協力会社社員1名の計4名で居酒屋へ立ち寄り飲酒後、個人情報が入っているUSBメモリー2本を紛失した。6月23日にこのUSBメモリー紛失について発表・記者会見を行ったが、捜索した結果、翌日の24日に当該社員の自宅ではない吹田市内のマンション敷地でUSBメモリーが入れられたかばんごと発見された。情報漏洩ろうえいは確認されていないとしているが、メモリーを回収し情報流出の有無を改めて調べている。
  • 2022年6月27日、尼崎市は、当該業務委託に係る契約書をBIPROGYとの間で締結した。
  • 2023年6月9日、尼崎市はBIPROGYに対し第三者委員会の設置などの調査に要した費用など約2950万円の損害賠償を求める文書を送付したと発表した。

議会

市議会

兵庫県議会

  • 選挙区:尼崎市選挙区
  • 定数:7人
  • 任期:2023年4月30日 - 2027年4月29日
  • 当日有権者数:380,861人
  • 投票率:34.71%

衆議院

  • 任期:2021年(令和3年)10月31日 - 2025年(令和7年)10月30日(「第49回衆議院議員総選挙」参照)

裁判所

  • 神戸地方裁判所尼崎支部
  • 神戸家庭裁判所尼崎支部
  • 尼崎簡易裁判所

交通

市内は鉄道網・道路網ともに充実しており、港湾も有するほか、近隣には空港も立地している。

鉄道

西日本旅客鉄道(JR西日本)
  • 東海道本線(JR神戸線)
    • 尼崎駅 - 立花駅
  • 福知山線(JR宝塚線)
    • 尼崎駅 - 塚口駅 - 猪名寺駅
  • JR東西線
    • 尼崎駅
阪急電鉄(阪急)
  • 神戸本線
    • 園田駅 - 塚口駅 - 武庫之荘駅
  • 伊丹線
    • 塚口駅
阪神電気鉄道(阪神)
  • 本線
    • 杭瀬駅 - 大物駅 - 尼崎駅 - 出屋敷駅 - 尼崎センタープール前駅 - 武庫川駅
  • 阪神なんば線
    • 尼崎駅 - 大物駅
  • 市の中心駅:JR尼崎駅・阪神尼崎駅

この他、市の北部を山陽新幹線が通り抜けているが駅はない。新大阪駅が最寄駅となる。

道路

  • 高速道路
    • 名神高速道路(尼崎インターチェンジ)
      • 北東部の園田地区では隣の豊中市にある豊中インターチェンジが最寄りとなる地域もある。
    • 阪神高速3号神戸線(尼崎東出口・尼崎西出入口)
    • 阪神高速5号湾岸線(尼崎東海岸出入口・尼崎末広出入口)
  • 一般国道
    • 国道2号(阪神国道)
    • 国道43号(第二阪神国道)
    • 国道171号(西国街道)
  • 主要地方道
    • 兵庫県道13号尼崎池田線(玉江橋線もしくは産業道路)
    • 大阪府道・兵庫県道41号大阪伊丹線(一部・園田橋線、山手幹線、近松線および田能通り)
    • 兵庫県道42号尼崎宝塚線(尼宝線)
    • 兵庫県道57号尼崎港線(玉江橋線の国道2号〜43号間および五合橋線の国道43号以南)
    • 兵庫県道74号尼崎停車場線(長洲線)
  • 県道
    • 兵庫県道142号米谷昆陽尼崎線(五合橋線)
    • 兵庫県道192号尼崎港崇徳院線(尼宝線の国道2号以南)
    • 兵庫県道336号東富松御願塚線
    • 兵庫県道338号高田久々知線(山幹通りの一部)
    • 兵庫県道339号昭和東本町線(大物線の一部)
    • 兵庫県道341号甲子園尼崎線(出屋敷線)
    • 兵庫県道・大阪府道606号西宮豊中線
  • その他の広域幹線道路
    • 山手幹線(山幹通り)
  • 主な市道(上記記載外の通り名)
    • 弥生線
    • 食満(けま)通り
    • 田能通り
    • 橘通り
    • 大庄武庫線
    • 波洲通り
    • 道意線
    • 七松線
    • 琴浦通り(旧国道)

バス

  • 阪神バス
    • かつては尼崎市営バスが市内全域を運行していたが2016年(平成28年)3月19日をもって廃止。移譲を受けた阪神バスが翌3月20日より尼崎市内線として運行。系統番号もそのまま使用している。
    • その他、阪神線と呼ばれる路線網(旧来の阪神電鉄バスの流れを汲む路線)が阪神国道(国道2号)、尼宝線(県道42号)を中心に、宝塚市や西宮市方面へ運行している。こちらは系統番号がない。
  • 尼崎交通事業振興
    • 阪急塚口駅、阪神尼崎駅発着の一部路線を運行。阪神バス尼崎市内線との共同運行または管理受託路線を担当。尼崎市の外郭団体。営業上・利用上は阪神バス尼崎市内線と同じ扱い。
  • 阪急バス
    • 伊丹市の伊丹営業所が阪神電車 - 阪急電車間の連絡路線や、尼崎市内から産業道路を経由して伊丹・川西能勢口方面を運行する縦断路線を担当。
    • 吹田市の吹田営業所は、阪急園田駅から豊中市内を経由して吹田市の江坂駅やJR南吹田駅を経由してJR吹田駅へ向かう路線を担当する。
  • 伊丹市営バス:伊丹市域より阪急塚口駅またはJR猪名寺駅に乗り入れる路線を運行。

阪神バス尼崎市内線・尼崎交通事業振興・伊丹市営バスは乗降方式が「前乗り後降り・料金先払い」、阪急バス・阪神バス(尼崎市内線を除く阪神線)は「後乗り前降り・後払い」である。市内の停留所は同じ箇所でも事業者で異なる場合も見られたが、2009年(平成21年)に一部停留所の名称統一を行うなど改善を行った。

港湾

  • 尼崎西宮芦屋港(通称:尼崎港)

ナンバープレート

尼崎市は、神戸ナンバー(兵庫運輸支局)を割り当てられている。

経済

市場

  • 尼崎市公設地方卸売市場

商店街

  • 尼崎中央・三和・出屋敷商店街
  • 尾浜商店街
  • 立花商店街
  • 杭瀬商店街
  • 武庫元町商店街
  • 塚口商店街
  • 園田商店街
  • 武庫川中市場
  • 新浜田市場
  • 大和市場
  • 西ナニワ商店街
  • 武庫之荘一丁目 本通り商店街
  • 上坂部商店街
  • 長栄市場

ショッピングセンター

  • 塚口さんさんタウン
  • グンゼタウンセンターつかしん
  • あまがさきキューズモール
  • アマドゥ
  • リベル
  • イオンスタイル尼崎
  • ヨッテ杭瀬

金融

指定金融機関:三井住友銀行

企業

尼崎市に本社を置く企業

尼崎市に事業所を置く企業

尼崎市に縁のある企業

  • 阪神電気鉄道 - 一時期尼崎に本社を設置
  • ユニチカ - 1889年に設立された尼崎紡績を前身とする。
  • エディオン - 前身企業のミドリ電化が本社を設置していた
  • 洋菓子のヒロタ - 市内南武庫之荘に本社工場を置いていた
  • コンフェクショナリーコトブキ - 市内水堂町に本社工場があった
  • ヤンマーディーゼルサッカー部 - 現・セレッソ大阪。ヤンマー時代は尼崎市の本社工場直属のチームで工場敷地内に練習グランド が、また試合は主に尼崎市記念公園陸上競技場や神戸市の神戸中央球技場(現:ノエビアスタジアム神戸)を使用していた
  • エーエム・ピーエム・関西 - am/pmの近畿地方エリアフランチャイジーで2010年9月に事業本部を大阪市より移転
  • 三和シヤッター工業 - 1956年に前身の株式会社三和シヤッター製作所が設立された
  • 長谷工コーポレーション - 1937年に個人企業の長谷川工務店が創業された
  • キーエンス - 1974年に前身のリード電機株式会社が設立された
  • SRSホールディングス - 1968年に前身の株式会社尼崎すし半本店が設立された
  • エスフーズ - 1967年市内に前身の有限会社スタミナ食品が設立され、1983年まで本社と工場があった
  • 近畿車輛 - 前身の田中車輛は尼崎市で創業。現在は東大阪市に本社・工場がある

外郭団体など

寺社・旧跡・文化遺産

  • 田能遺跡 – 国の史跡。弥生時代前期から古墳時代前期まで続いた遺跡で、竪穴建物や掘立柱建物の遺構が見つかっており、埋葬施設としては木棺墓や方形周溝墓、土坑墓などが見つかっている。日本の歴史公園100選に選ばれている。
  • 近松門左衛門墓 – 国の史跡。久々知山広済寺の境内にあり、隣接して近松記念館や近松公園がある。
  • 尼崎城址公園 – 城跡の一部に天守、石垣および土塀が模擬復元されている。隣接する中央図書館の南に面して尼崎城の棟瓦を保存する櫻井神社がある。
  • 富松城 – 市の史跡。
  • 興禅寺 – 栄西禅師ゆかりの禅宗の古刹、興禅護国論が有名。
  • 尼崎戎神社 - 醍醐天皇以前の時代の創建であるという伝承が残されている、阪神本線尼崎駅の近くにある大鳥居がそびえ立つ神社。
  • 寺町
    • 本興寺(法華宗本門流の大本山。開山堂、三光堂、方丈の3棟が国の重要文化財)
      • 数珠丸恒次(重要文化財。日蓮の護持刀。天下五剣の一つ)
    • 大尭山長遠寺(本堂、多宝塔の2棟が国の重要文化財)
    • 月峯山大覚寺(律宗の名刹。本堂東側に狂言堂を設け、節分会の折りには、豆まきとともに、念仏狂言が執り行なわれる)
    • 瑞雲山廣德寺(唱聞師)
  • 補陀洛山慈眼院浄光寺(常光寺三丁目(奥ノ坊)。真言宗善通寺派。随心院末、紙本着色浄光寺縁起図/市指定重要文化財)
  • 富松神社(兵庫県指定重要文化財)
  • 大物主神社
  • 道慧山深正院(大物町) - 尼崎藩主の菩提寺であるが、本堂は明治になり、尼崎城の本丸御殿の一部を移築したものだが、戦災にて焼失している。
  • ユニチカ記念館 - 1900年竣工の西洋館、近代化産業遺産
  • 東洋精機株式会社本館事務所 - 1941年竣工、古塚正治設計、登録有形文化財
  • 尼崎市立大庄公民館 - 1937年竣工、村野藤吾設計、登録有形文化財
  • 尼崎市役所開明庁舎 - 1937年竣工、登録有形文化財
  • 尼崎運河 – 市内にある5つの運河の総称、近代化産業遺産(北堀運河、西堀運河、東堀運河、中掘運河)
  • 東高洲橋 – 1966年竣工、東堀運河に架かる可動橋、土木学会選奨土木遺産
  • 尼崎閘門(尼ロック) - 日本最大の閘門
  • 遊女塚
  • 大物崩れ
  • 武庫大橋 - 1926年竣工、増田淳設計、土木学会選奨土木遺産
  • 旧尼崎警察署 - 1926年竣工、置塩章設計

文化施設・スポーツ施設

博物館・史料館

  • 世界の貯金箱博物館 - 1931年竣工、古塚正治設計、旧尼崎信用組合新本店
  • 尼信博物館
  • 尼崎市立歴史博物館 - 1938年竣工、旧尼崎市立高等女学校校舎、登録有形文化財
  • 尼崎市立田能資料館
  • 近松記念館
  • シャレコーベミュージアム

ホール・宿泊施設

  • 尼崎市総合文化センター
    • あましんアルカイックホール - 日本音響家協会の優良ホール100選に選ばれている。
    • 都ホテル 尼崎
  • 兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター) - 兵庫県立ピッコロ劇団の本拠地で日本音響家協会の優良ホール100選に選ばれている。
  • 尼崎リサーチ・インキュベーションセンター
    • エーリックホール

図書館

  • 尼崎市立図書館
    • 中央図書館
    • 北図書館
上記2館のほか、市内の各生涯学習プラザに図書室が設置されている。

公園・緑地

  • 猪名川公園
  • 武庫川河川敷緑地
  • 尼崎の森中央緑地
  • 元浜緑地
  • 上坂部西公園・尼崎緑の相談所 - JR塚口駅下車の緑地公園
  • 西武庫公園 - 1963年に開設された日本国内初の交通公園が前身
  • ゼロカーボンベースボールパーク - 旧:小田南公園。2025年(共用予定)の阪神タイガース二軍本拠地施設、野球場、災害時一時避難・防災施設などを含む公園。
  • 大物公園・大物川緑地 - 旧大物川の埋め立て緑地。

スポーツ施設

  • 尼崎市記念公園
    • ベイコム陸上競技場
    • ベイコム総合体育館
    • ベイコム野球場
    • テニスコート
  • 尼崎スポーツの森
  • 尼っ子リンリン・ロード - 阪神尼崎駅を起点とし、尼崎スポーツの森を終点とする全長6kmの自転車道路。寺町、蓬川緑地、北堀運河、であい橋、尼ロックなどを結ぶ。
  • ゼロカーボンベースボールパーク - 旧:小田南公園
    • 日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎 - 2025年開業予定の阪神タイガース二軍本拠地球場。
    • 尼崎市小田南野球場(仮称) - 旧:軟式野球場。同ベースボールパーク建設に併せて官民共同の市民球場として再整備される。

公営競技場

  • 尼崎競艇場
  • 園田競馬場

マスメディア

  • エフエムあまがさき FMaiai(えふえむ あいあい)- コミュニティFM局
  • ベイ・コミュニケーションズ - ケーブルテレビ。もとは「チャンネルウェーブあまがさき」として開局。周辺のケーブルテレビ局と合併し現在に至る。

教育

2004年(平成16年)に尼崎計算教育特区(そろばん特区)の認定を受けた。1953年(昭和28年)から2007年(平成19年)まで公立高校入試において総合選抜を実施。

大学

  • 園田学園大学
  • 関西国際大学(尼崎キャンパス)
  • 宝塚医療大学(尼崎キャンパス)

短期大学

  • 園田学園女子短期大学
  • 産業技術短期大学

高等学校

伊丹市の兵庫県立阪神昆陽高等学校はバスでのアクセスは本市側の方が容易となっている。

中学・高等併設学校

  • 園田学園中学校・高等学校
  • 百合学院中学校・高等学校

中学校

幼稚園・小学・中学併設学校

  • 尼崎朝鮮初中級学校

小学校

特別支援学校

  • 尼崎市立あまよう特別支援学校

伊丹市の兵庫県立阪神昆陽特別支援学校はバスでのアクセスは本市側の方が容易となっている。

医療

  • 兵庫県立尼崎総合医療センター
  • 関西労災病院
  • 尼崎だいもつ病院
  • 休日夜間急病診療所

文化

  • 近松門左衛門(人形浄瑠璃) - 近松が摂津国、現在の尼崎市にあった広済寺の再興に際し寄進したゆかりをもつ。近松の町として様々な活動を行っている。
  • 近松賞 - 近松門左衛門を記念して尼崎市が主催している公募脚本賞
  • 新人お笑い尼崎大賞 - エフエムあまがさきが主催しているお笑いコンクール。
  • 尼いも(尼崎市で栽培される農作物)
  • ゆるキャラ
    • あまっこ - もとは尼崎市交通局(市バス)のキャラクターであったが、交通局廃止に伴い尼崎市シティープロモーションマスコットになった。
    • ちっちゃいおっさん - 市は非公認だが、大阪弁を喋るゆるキャラとして人気上昇。様々なメディアに出演する。
    • ガサキングα - 混沌とした三和市場のシャッターを破壊する為に生まれたゆるくないゆるキャラ。
  • 落第忍者乱太郎(忍たま乱太郎) - 原作者の尼子騒兵衛が尼崎出身で、登場人物名が尼崎の地名に由来する。
  • 薪能 - 大物ゆかりの船弁慶や富松薪能が毎年行われている。
  • 市民まつり - 毎年十月に行われる市内最大のお祭り。
  • みんなのサマーセミナー - 参加者がセンセイにもセイトにもなれる学校ごっこの催し。

尼崎市出身の人物

政治・行政・経済・法曹

学術・文化・芸術

芸能・マスコミ

スポーツ

現役引退

ゆかりの人物

学術
  • 上昌広 - 医師・NPO法人医療ガバナンス研究所理事長。10歳から17歳まで市内に住んだ。
  • 佐川眞人 - 研究者・実業家。尼崎市立尼崎高等学校を卒業。ネオジム磁石発明者でありエリザベス女王工学賞者。
文化・芸能
  • 井上文太(画家、大阪府生まれ)
  • 岩崎なおあき(タレント)
  • 桂米朝 (3代目)(落語家、生前武庫之荘在住)
    • 米朝の長男である桂米團治 (5代目)も市内で育ち、米朝一門では桂吉弥も在住 するなどゆかりがある。
  • 門澤清太(フジテレビプロデューサー、大阪市生まれ当市育ち)
  • 塩塚博(作曲家、山陽電車などの発車メロディで知られる。横浜市生まれ当市育ち)
  • 近松門左衛門(江戸時代の浄瑠璃・歌舞伎作者、市内に墓所あり)
  • 成田亨(画家・彫刻家:ウルトラマン、ウルトラセブンなどのデザイナー)
  • 西村瑞樹(お笑いタレント:バイきんぐ)中学入学時から約10年間市内に住んだ。
  • 豊島将之(将棋棋士、一宮市出身、尼崎市在住)
スポーツ
  • 浜中祥和(元プロ野球選手、尼崎市生まれ、福井県小浜市育ち)
  • 玉の海梅吉(大相撲力士・解説者、生前市内に在住)
  • 山崎哲秀(極地探検家、尼崎市生まれ、福井県若狭地方育ち)

市外局番

兵庫県に属するが、市全域が大阪市、豊中市、吹田市、守口市及び東大阪市(旧布施市域のみ)、門真市(一部地域除く)などと同じ、市外局番「06」になっていて、通話料金も大阪府扱いである。ただし、西日本電信電話(NTT西日本)の事業区域では兵庫県扱いになっている。この理由は、大阪市との経済的な結びつきが強い尼崎市が、1954年(昭和29年)に市外局番が適用された際に、尼崎市も大阪市内と同じ通話料金で利用できるようにとの配慮で、尼崎市が日本電信電話公社に、工事費の一部として約2億円の電信電話債券を引き受け、大阪市と同じ市外局番になったという経緯がある。当時は市外局番が同じ場所へ通話をする際の料金(市内通話)が、市外局番が違う場所の半分で済んでいたことから、尼崎市は大きな恩恵を受けた。また、かつて大阪市までしか通っていなかった電話を、どうしても尼崎まで通してほしいということで、有限責任尼崎紡績会社(現在のユニチカ)が1890年に自費で尼崎市まで電話線をひいたという逸話もある。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 大阪都市圏
  • 尼崎西宮芦屋港

外部リンク

行政
  • 公式ウェブサイト
  • Web版『図説 尼崎の歴史』
観光
  • 兵庫県【観光情報・リンク】-タウンネットガイド-
  • ウィキトラベルには、尼崎市に関する旅行ガイドがあります。
その他
  • 尼崎市に関連する地理データ - オープンストリートマップ
  • 「県またぎ同じ市外局番、気になって調べたら…大阪のあきんどに負けない商魂」(読売新聞記事2021年2月15日)

尼崎市は利便性抜群、整備も進み、住みたい街に進化中 住まいのお役立ち記事

尼崎市 Wikiwand

下水道計画の概要|尼崎市公営企業局ホームページ

尼崎市で9年ぶりに人口増加 社会動態は3年連続増加に 尼崎経済新聞

概要|尼崎市 わが街いいトコ!!|兵庫県|地域情報サイト「CityDO!」