トラフダケ(虎斑竹)は、竹の一種であるヤシャダケ(Semiarundinaria yashadake (Makino) Makino)に虎斑菌(Chaetosphaeria fusispora (Kawamura) Hino Syn. Miyoshia fusispora Kawamura Syn. Miyoshiella fusispora (Kawamura) Kawamura)と呼ばれる菌類が寄生し、特徴的な黒い斑紋を呈するようになったもの。またこの病斑をもたらす植物病としての名称(漢字表記)。岡山県の真庭市や津山市など一部の地域に見られる。感染による斑紋の美しさから江戸時代より珍重され、産地では伐採の規制などが行われてきた。

トサトラフダケ

トサトラフダケ(土佐虎斑竹)はマダケ属クロチクの亜種の1つである。1916年(大正5年)に牧野富太郎博士が土佐虎斑竹と命名。淡竹(ハチク)の変種で、高知県高岡郡新正村大字安和(現在の須崎市安和)に個体群を認める。形状は淡竹と同じで、表面に多数の茶褐色の虎斑状斑紋がある。

天然記念物

真庭市の群落は「トラフダケ自生地」として、大正13年に国定の天然記念物に指定されている。津山市の群落は「本谷のトラフダケ自生地」として昭和16年に県の、昭和51年に国の天然記念物に指定されている。

脚注


トラフズク GANREF

トラフズク GANREF

トラフグ(2018.12.18) WEB魚図鑑

ドラグダケの考察【板を90度近く立てたい方にオススメ】 YouTube

カッコいい!トラフ...byあきら スニーカーダンク